スリランカへの誘い

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スリランカはホスピタリティに溢れ、フレンドリーな国のひとつです。ご旅行中はどこに行ってもフレンドリーな笑顔と感謝で迎えてくれることでしょう。”アーユーボーワン “はシンハラ語での伝統的な挨拶の言葉で、”あなたが長生きしますように “という意味があります。一年を通して温暖な気候で、太陽の光が降り注ぐスリランカは、自然ならびに文化、食が豊かで、様々な魅力にあふれています。スリランカでは様々な経験や体験ができます。

【美しい海】島国であるスリランカは、全周を海と黄金の砂 に囲まれています。

【世界遺産】スリランカには8つの世界遺産(文化遺産6、自然遺産2)で6日間もあればその全ての世界遺産を訪れることができます
【野生動物・野鳥の宝庫】陸上最大の哺乳類であるゾウも、海洋最大の哺乳類であるシロナガスクジラも、スリランカでは1日で見ることができます。

アジアゾウの大群が一堂に会するエレファントギャザリングが見られる国立公園や、ヒョウの生息密度が世界一の国立公園など動物好きには外せない国です。

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またスリランカで固有鳥や留鳥のほかに、冬季は渡り鳥の中継または越冬地となっており、524種の鳥類が確認されています。

【海の大自然】スリランカ沖は約156種のカラフルなサンゴ礁が広がっており、300種にも及ぶリーフフィッシュが観察されており、シュノーケリングやダイビングのスポットとなっています。また、世界で5番目にサーフィンに適した場所とされるアルガムベイなどサーフスポットも多くあります。
【アーユルヴェーダ】アーユルヴェーダは4~5千年前のインドが始まりといわれていますが、スリランカのアーユルヴェーダは仏教の伝来とともにインドから広まったアーユルヴェーダと、スリランカ古来からある伝統医療が融合し独自のアーユルヴェーダとして広まったといわれています。スリランカの人々にとってアーユルヴェーダはとても身近なものであり、専門の薬局は勿論、スーパーにも多くのアーユルヴェーダ製品が取り扱われています。アーユルヴェーダ専門のホテルも多くあり、アーユルヴェーダやウェルネスを目的の旅行も人気となっています。

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【セイロンティー/紅茶】セイロンティーは世界的に有名です。スリランカでは様々な産地の紅茶葉が買えるだけではなく、紅茶工場見学や茶摘み体験、ティーテイスティングなど紅茶関連のアクティビティを楽しめるほか、紅茶工場を利用したホテルなど紅茶づくしの旅を楽しむことができます。

【宝石】スリランカは、2000年以上も前から宝石が採掘され、古くから「宝石の島」を意味する「ラトナ・ドゥイーパ/Ratna-Dweepa」として世界中に知られてきました。スリランカは世界的に著名な宝石を多く産出していますが、とりわけサファイアは有名で、英国王室継承の18ctのブルーサファイアもスリランカ産として知られています。

【スパイス】スリランカはシナモンなど良質な香辛料が採れる国で、大航海時代にはポルトガル人がセイロン島で採れる高級スパイスを独占するために、スリランカに入植するなどスリランカの歴史と文化はスパイスと密接に結びついています。

 

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日本とスリランカの友好関係

2022年に、日本とスリランカは国交樹立70周年を迎えました。

現在も、日本とスリランカの長きにわたる友好親善関係が続いています。スリラ日本の外交関係は、平和条約が結ばれた直後に始まりました。

故ジャヤワルダナ元大統領(1906ンカと-1996): 1951年9月、サンフランシスコ対日講和会議にセイロン代表(当時蔵相)として出席し、「憎悪は憎悪によって止むことなく、愛によって止む」とブッダの言葉を引用し、参加国に寛容の精神を求め賛同を得たことにより、ソ連の提案した米英中ソ4ヶ国での分割統治案は通りませんでした。また対日賠償請求権も放棄し、日本が国際社会に復帰できる道筋を作ることに貢献してくれた人物です。 親日家としても知られ、幾度も訪日して交流に尽力し、死去の際には「右目はスリランカ人に、左目は日本人に」との遺言を残し、角膜提供もされました。

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【スリランカ(基礎データ)】

国名:スリランカ民主社会主義共和国(Democratic Socialist Republic of Sri Lanka)

面積:6万5,610平方キロメートル(北海道の約0.8倍)

人口:2,216万人 ※2021年Central Bank of Sri Lanka発表

首都:スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ(Sri Jayawardenepura Kotte)

民族:シンハラ人(74.9%)、タミル人(15.3%)、スリランカ・ムーア人(9.3%)(一部地域を除く値)

言語:公用語(シンハラ語、タミル語)、連結語(英語)

宗教:仏教徒(70.1%)、ヒンドゥ教徒(12.6%)、イスラム教徒(9.7%)、キリスト教徒(7.6%)(一部地域を除く値)

元首:ラニル・ウィクラマシンハ(Ranil Wickremesinghe)大統領

主要産業:農業(紅茶、ゴム、ココナツ、米作)、繊維業、観光業

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【スリランカ(パスポート・ビザ)】

スリランカへの入国にはパスポートの有効期限まで6か月以上の残存期間が必要です。6か月未満の方は入国前に再発行手続きが必要です。

スリランカへの入国にはビザが必要です。ビザ(ETA:電子渡航認証)はオンライン(www.eta.gov.lk)での事前申請となります。観光ビザ(ツーリストビザ)は30日間滞在まで有効(渡航後延長申請可能)となり、オンラインのクレジットカードの支払いでUSD50となります。入国時に空港にてオンアライバルビザの申請も可能ですが、料金はUSD60と割高になるうえ、到着便が重なった場合は時間がかかる場合もございますので、事前申請をお勧めいたします。

 

通貨:スリランカルピー(LKR)(1 LKR = JPY 0.358 ※2023年1月)。
両替:日本でスリランカルピーに両替はできませんので、スリランカで両替となります。空港到着ロビーに銀行(両替所)があり、そこで両替が可能です(24時間営業)。ホテルなどでも両替はできますがレートはあまりよくありません。

なお、スリランカルピーから日本円への再両替の際は、両替時のレシートが必要となります。ホテルや土産物店などクレジットカードやUSドルが使えるところも多くありますが、ローカルレストランやホテルなどでのチップのためにスリランカルピーの用意もお勧めします。

電源:230V

プラグのタイプ: 最新施設はBFが主流ですが、古い施設等はB3/Bも混在しています。

日本との時差:3時間半(日本の方が3時間半早い)

国番号:+94

気候:スリランカは熱帯地域に位置し、年間平均気温は27℃前後でほぼ一定しており、年間を通して高温多湿ですが、高地は冷涼です。年2回の季節風(南西モンスーンと北東モンスーン)の影響で、季節により降雨量が変化します。

南西モンスーンの時期(5月~9月)は、南西部で雨が降りやすくなります。北東モンスーンの時期(11月~3月)は、北東部を中心雨が降りやすくなります。

【スリランカ滞在時の注意事項】

【写真撮影について】

スリランカの空港や軍事施設などは撮影が禁止されています。シギリヤロックのシギリヤレディなどの観光地においても、文化財保護の観点からは撮影禁止の場所があります。ヒンズー寺院の内部など宗教施設によっても撮影禁止の場所があります。写真撮影の際は、その場所の掲示板や係員並びにガイドの指示にお従いください。

また仏教寺院などにおいて、仏像に背中を向けることは不敬とされておりますので、仏像を含めて写真撮影をする際は体を斜めに傾けて撮影するなど仏像に完全に背中を向けての撮影にならないようご配慮ください。

 

【宗教施設入場時の服装について】

仏教寺院やヒンズー寺院など、宗教施設の多くはタンクトップやショートパンツ、ミニスカートなど露出の高い恰好での入場を禁じておりますので、ご旅行日程に宗教施設の訪問ある場合は露出の少ない恰好を心がけください。

また、寺院や仏像の安置されているエリアでは脱帽ならびに靴を脱いでの拝観となります。

スリランカには仏教、ヒンズー教、イスラム教、キリスト教など、様々な信仰を持った方がおります。悪意が無くても宗教を侮辱されたと受け取られることがありますので、宗教施設や多くの人が集まる場所では、信仰の妨げになるような、または誤解を招く行為にご注意ください。

 

【飲酒について】

仏教寺院やスリランカは公共の場所での飲酒は禁じられています。バスや列車、公園など公共の場所での飲酒はお避け下さい。

仏教祝日であるポヤデー(毎月の満月日)は、酒類の販売提供が禁止されています。ポヤデーにあたる日はアルコールの販売だけでなく、お酒を取り扱うホテルならびに飲食店でも提供が休止となります。そのほかにも、選挙日やシンハラ・タミル新正月(4月13,14日)など、政府により酒類の販売提供の禁止が宣言された日(直前発表も多々あります)は販売ならびに提供が休止となります。